Gatewayが設定されていないSubnetに接続されているゲストマシンから、それらの情報を取得するには次の設定をする。なお、構成としてNeutronを使用していることを前提とする。
- /etc/neutron/dhcp_agent.iniに次の設定をする。
enable_isolated_metadata = True
- neutron-dhcp-agentが実行されているマシン(いわゆるNetwork node)をリスタートする。
なお、下記のようにdhcp agentの再起動だけでよさそうにも思えるが、RDO(Havana)ではうまく行かなかった。# service neutron_dhcp_agent restart
設定が正常に反映された場合、dnsmasqの--dhcp-optsfileに指定されている設定ファイルの内容は、次のように169.254.169.254への静的ルートを含む。# cat /var/lib/neutron/dhcp/04911b6c-d75a-4744-b604-c99a342ca95f/opts tag0,option:classless-static-route,169.254.169.254/32,192.168.150.101 tag0,249,169.254.169.254/32,192.168.150.101
- ゲストマシンの起動 ゲストOSのrouteコマンドでrouting tableを確認すると、169.254.169.254が設定されていることが分かる。
$ route Kernel IP routing table Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface 169.254.169.254 192.168.150.101 255.255.255.255 UGH 0 0 0 eth0 192.168.150.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0
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