私はプログラマで、このマシンでも開発を行います。ただし、開発環境は他のデスクトップマシンやクラウドにあって、sshでログインして、テキストベースで作業を行います。ログイン先のマシンではGNU screenを起動しているので、いつでもアタッチして作業を再開できます。こういうクラウド端末的な位置付けでは、高い携行性とOS Xを搭載しており、標準でコマンドラインが使用できることの優位性が最大限に発揮されます。
なお、私は以前からMacBook Proを所有しており、現在もMacBookと併用しています。なので無意識にそれと比較をしていると思われるので、両方のスペックを参考に掲載します。
MackBook | 参考:MacBook Pro (2013 late) | |
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Display | 12インチ 2,304x1,440 (226 ppi) | 15.4インチ 2,880x1,800 (220 ppi) |
CPU | Core M 1.1GHz (TB: 2.4GHz) | Core i7 2.6GHz (TB: 3.8GHz) |
Memory | 8 GB (1600MHz, LPDDR3) | 16 GB (1600MHz, DDR3L) |
Storage | 256 GB (PCIe) | 1 TB (PCIe) |
重量 | 0.92 kg | 2.02 kg |
良いところ
- とにかく小さく、軽く、薄い
- 持ち歩くときの負担が少ない
- カフェなどで机が小さくてもほぼ困らない
- かっこいい
- 会社でこのモデルを使っているのは私だけです。他の人はLet's noteやThink Pad。一人で勝手に優越感に浸ってます。
タブレットと比較して
軽量という点では、タブレット端末+小型キーボードでも代替になるかもしれませんが、次の点で、やはり汎用OS (OS X)を搭載しているMacBookはいいです。- 従来型のノートPCであり、キーボードが標準で装備されていて、キーボード込みの携行性が高い
- マルチタスク
- iOSやAndroidのように、他のアプリに切り替えても、バックグラウンドアプリが勝手に終了することがない
- ターミナル上で、bash, vim, ssh, python, gitなどメジャーなOSSが使用可能
- MacBookや他の小型軽量マシンにLinuxインストールすればいいと思うかもしれません。確かにそうですが、私はデスクトップがLinuxなので、違う文化に触れたいという思いもあり、ノートPCにはMacを使っています。
気になるところ
- MacBook Proと比べると、ブラウザのレンダリングや新規タブのオープンなどの動作が遅く感じる
- 実用上、問題ないレベルで動作しますが、MacBook Proを使った直後などは、もたついているように感じることがあります
- El Capitanでの漢字変換が遅い(こちらの方法で改善できるかも)
- ライブ変換をオフにしても、思考と入力に追いつかないことがあります。ただ、ある程度、長い日本語を入力する場合、大抵Google Documentを使うので、それとの相性もあるかもしれません。
- 2〜3時間使うときでもACアダプタを使ってしまう。
- バッテリが減ると不安になる私の性格、かつ、主な使用場所にAC電源があるというのが主要因なのですが。。。
- ブラウザで調べ物をしつつ、sshで他のマシンにログインしてプログラミングをする使い方(MacBookではビルドしない)では、1時間あたり10〜20%ぐらいのバッテリ消費。6時間ぐらいは使えると思う。
- 一晩充電しとけば、次の日ずっと使えるということはないです。そもそも、そんなノートPCは未だに存在しませんが、将来的に、MacBookシリーズの目指すべき使われ方は、それだと思うので言及しておきます。
- ディスプレイが本当に薄いので、少しの応力や衝撃で壊れないか不安
- 実際、壊したことはないので、どの程度の力で壊れるかは不明ですが
- 膝の上にのせての作業がしにくい
- 軽すぎて、少しの体の動きでMacBook本体も揺れて不安定
- 各部が薄く、落としたり、ぶつけると壊れるという不安から、膝上での使用を躊躇する
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