ストレージ(コンテナ内のファイルの格納場所)
LXC
ホストOS上の特定のディレクトリ/var/lib/lxc/[コンテナ名]/rootfsの下に、そのコンテナのファイルシステムがそのまま格納されている。 ホスト側から見ると、デフォルトでファイル共有されているようなもの。LXD
デフォルトでは、ホストOS上にストレージプール用のループバックマウント用のファイルを作成する。作成時点でそのサイズを決める(例えば100GiB)。
このストレージプール用のファイルは、シンプロビジョニングされるので、最初のサイズは0。使った分だけ増えていく。ただし、コンテナを削除したり、コンテナ内のファイルを削除しても、ストレージプールの容量は減少しない。これがパーソナルユースでは、ストレスになる。ストレージプール用のファイルを拡張できるものの、最初に最大サイズをいくらにするかを決めるのは、なかなか悩みどころである。
ストレージプールのループバックファイル上btrfsなどのパーティションを作れば、スナップショットやコンテナのコピーを高速に取得できるなどのメリットもある。しかし、私の使い方では、動作中にスナップショットをとるような用途もほとんどない。コンテナそのものは、それほど肥大化しないので、コピーすることがあっても、少し待てば終わる。そのため、これらのメリットをほぼ享受できない。
また、LXCでも同様のことは可能である。自前でループバックマウント用ファイルを作ってbtrfsでフォーマットし、rootfsをその上に設定すればよい。
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